今年で会社員生活が終わり、来年からフリーランスになります。
せっかくだから、今まで時間がなくてできなかったこと、
「いつかやろう」と思って先延ばしになっていたことを、
少しずつ、実現していこうと思っています。

その一つが奄美大島へ行くことです。

2010年、奄美大島では豪雨災害が発生しました。
その時、私は消防士向けの雑誌を編集しており、
豪雨災害での消防活動、というテーマで、
大島地区消防組合に、原稿執筆を依頼しました。

ちょうど社会人1年目の私。
仕事でうまくできることなんて一つもなくて、 
心が折れかけていたのですが、
このテーマが、初めて担当した巻頭特集になりました。
すごく嬉しかった。そしてこの時執筆を依頼した、
大島地区消防組合の方に、とてもお世話になったので、
「いつか直接お礼を伝えたい」と思っていました。

今がその時。

来年1月、1週間程、足を運ぶ予定です。
あの時お世話になった方に会いたいし、海でのんびりしたいし、
ただ、ひたすら写真をたくさん撮りたい。


今日、読んだ本。

以前、石垣島などの八重山諸島に行った時も感じたけれど、
島暮らし＝ロハスで楽しい
だけではないのだと思います。

東京に住んでいると、島でのゆったりした暮らしがキラキラ見えるけれど、
島には島が抱えている問題がある。と思う。
島に住んでいる人がみんなフレンドリーな訳はないし、
観光で来る人を、島民全員が歓迎する訳でもない。

だから、土足でずんずん観光したりするのは嫌だし、
島の人のやさしさに甘えっぱなしも良くない。
人と人として、良き関係を築いていければ、と最近は思っています。