とっておきのお店。

素敵過ぎて誰かに教えたいけれど、
でも本当は秘密にしておきたいような
そんな複雑な気持ちになる位、大好きなお店。


今日行ったお店が、
まさに、それ、だったので、ご紹介。

「fuzkue」 
京王線初台駅から、徒歩20秒。


本が置いてあって、自由に読めて、
珈琲やカフェ飯が食べられるブックカフェ的なものーー
うんうん、最近よくあるそういうお店。

とは少し違う。


このお店で面白いことが2つ。

①持続的な会話は禁止。
一人で本の世界に浸りたい時、カフェで読書したりするけれど、
隣で話している女子高生の会話が気になったりして。

そういう時、ありませんか？
私は、めっちゃあります。

このお店は、基本的におしゃべり禁止。
だからとても静か。安心して本の世界に浸れます。

とは言え、「とっつきにくい静か」ではないのです。
穏やかなBGMは流れているし、店主さんも気さくな感じ。
 
②いつまでも（本当にいつまでも）お店にいて良いですよ　と公言。
カフェにいると、たまーに気になりませんか？
店員さんの「いつまでいるんだよう、お客さんよう」という視線。

このお店は、本当に本当に本当にいつまでお店にいても良いみたいです。
急かされることや居心地の悪さを感じること、全くなかったです。

私がお店に入ったのが16時半頃。
お店を出たのが20時頃。
ふつうのカフェだと考えられない。


でも、それくらい、落ち着ける場所でした。

たくさんの本が置いてあります。
女性向けの書籍は、やや少なめの印象です。


カウンター席かソファ席を選べます。
隣の席とも間隔も絶秒なので、
集中して読書やら物書きやらぼーーっとやらできます。


定食。1,000円。
肉じゃがと漬物とみそ汁と揚げ物。
優しい、穏やかな味わいでした。

ちなみに、値段設定についてはちょっと面白いので、
お店のHPをご覧ください♥


仕事や家事や趣味や人づきあいや…
いろーんなことを優先したくて、
最近どれも消化不良だったけれど、

この場所で落ち着いて自分と向き合って、
何を大切に生活したいか、再発見できた気がします。

いつかまた行き詰った時に、ふらりと足を運びたい。
そんな、場所。