Coci la elle.

日傘作家のひがしちかさんが制作されている
儚く優しい傘のアトリエ。

前から知ってはいたけれど、あまりきちんと入ったことがなくって。
今日近くを通ったので、ふらっと入ってみました。

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住宅街の中に、突如現れる。

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色とりどりの雨傘、日傘、スカーフ、ハンカチなど、
ひがしちかさんの商品が並べられています。 

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折りたたみ傘。きゅん。きゅん。きゅん!


Coci la elleが素敵だな~と思うポイントは、
そりゃあもうたくさんあるけれど。
「一つ一つの商品に名前が付けられている」ところが、
とっても良いなぁと思いました。

6月のひし型 淡い空と海 I WANT YOU BAG ! など。
一つ一つのものを大切に愛を持って並べている気がして。

そして、「傘」という一般的にどこにでもあるものが、
こんなにカラフルにわくわくするものになるのか、と。

このお店に入って、商品に囲まれていると、

自分の感性を大切に。
型にはまらない
自分のかわいいを信じる!

ってすごく素直に思えました。

少しわたしの話をすると。
写真業界って、男社会だなと思っていて。
カメラやレンズは真っ黒だし、機材も重いし、女子に優しくない。
師弟制度が基本で、昔ながらの慣習もたくさん。

子どもを育てながらとか、ワークライフバランス、とか
女性目線のあれこれが、あまり向いていない世界のように思えます。

でも、もっとかわいさとか、
心地良さを求めたって良いのではと思っているの、です。
カメラストラップは黒色って誰が決めたの?
カメラマンがワンピース着てたっていいじゃない。
展示だって、もっと気軽に見てもらう方法だってあるはず。。

そんなことをモヤモヤ考えていたので、
Coci la elleに入った瞬間、すごく自分のココロが解放された気がして、
嬉しかったな。
わたしは わたしののかわいい を 写真で表現しよう。

自分の感受性くらい 自分で守れ ばかものよ

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とっても素敵なアトリエ。
そう遠くないいつか、自分のために傘を買ってあげようと思います。 

Coci la elle Atelier&store
〒135-0022 東京都江東区三好2-3-2 1F
tel.03-6325-4667